Coinbaseの幹部Max Branzburg氏は公式ブログで、同社が「すべての金融商品を扱う単一プラットフォーム」の構築を進めていると説明しました。「取引するすべてのものを一つのアカウントで、即時決済、24時間365日対応」というビジョンを掲げており、6月16日の発表でその具体的な次フェーズが明らかになる予定です。
この発表を受け、COIN株は米国市場の取引時間中に一時2.58%上昇し、164.32ドルを付けました。ただし、その後はSpaceX IPOへの関心が市場の注目を集めたことで上昇の勢いは失われました。
同社は従来型金融システムの非効率性を具体的に指摘しています。市場の取引時間制限、数日を要する決済サイクル、資産が別々の口座に分断されている点などを課題として挙げ、「金曜日に送金しても、運が良ければ月曜日に着金する」と批判しました。ブロックチェーン技術による24時間市場と即時決済がこれらを解決できると主張しています。
現時点でCoinbaseのプラットフォームでは、数百万種類の暗号資産に加え、約1万銘柄の株式・ETF、コモディティ連動型無期限先物、予測市場の取引が可能です。同社はAIを活用した「Coinbase Advisor」機能も推進しており、ユーザーが自律型AIエージェントを通じて取引を行える機能の統合も予告しています。6月16日の発表内容が構想の全体像をどこまで示すかが焦点となります。