BTCは2025年10月に記録した史上最高値の約12万6,000ドルから50%超下落しており、ビットコイン単体の時価総額も約2兆5,000億ドルから約1兆2,000億ドルへと半減しています。今回の下落は単一の要因ではなく、複数の要因が同時に作用した結果とされています。

直近1か月でビットコイン現物ETFからの資金流出が顕著に増加したことに加え、地政学的緊張の再燃が投資家心理を悪化させました。イーサリアム(ETH)は同日12.8%下落して1,550ドルと2025年4月以来の安値を付け、XRP・ソラナ(SOL)・ドージコイン(DOGE)もそれぞれ5%超の下落となりました。

市場センチメントを示す「クリプト・フィア&グリード指数」は16まで低下しました。この指数は価格変動率・取引量・ソーシャルメディアの活動量などを基に算出され、50が中立水準とされています。16という水準は「極度の恐怖」を示しており、市場全体のリスク回避姿勢が鮮明になっています。

今後の動向については、BTCが現水準から回復するかどうかは不透明な状況が続いています。ETFからの資金流出が続くかどうか、また地政学リスクがどう推移するかが当面の焦点となります。